姪浜校区は、自然豊かな室見川、愛宕山に隣接し、明治以降は沿岸漁業、炭鉱などで発展を遂げてきた市内でも歴史的に古い校区です。埋め立てや人口の増加等により、内浜・愛宕・愛宕浜・姪北に校区が分割されてきました。現在は、202号線バイパスや西区における交通の要衝である地下鉄姪浜駅を挟んで南北に長い地域となっています。
西側の姪浜大通りを渡ると西区役所や保健所等行政サービス施設が集積しており、西区の玄関口として発展を続けています。特に、姪浜駅南側は土地区画整理事業により店舗や高層マンションが建ち並び、新旧混在した町となり、人口・世帯数とも西区で上位を占めています。
また、校区の分割が繰り返されたことにより、地域の伝統文化、歴史的な史跡・名刹の多くが他校区となりました。そこで、校区の絆をより一層深めるために、校区のシンボルマーク制定や子ども神輿の製作、鳴子を使った姪浜の新しいおどり「楽舞隊(らぶたい)」を結成して、新たな伝統文化として育っていくように校区を挙げて取り組んでいます。