元岡校区は福岡市の西端にあり、糸島半島の東部に位置しています。かつては校区全体が農業地域で、福岡市の重要な生鮮食糧供給地として発展してきましたが、1980年代頃から泉地区が宅地開発され、また田尻土地区画整理事業や九州大学の移転に伴うまちづくりによって、校区内の市街化が急速に進んでいます。それに伴い、人口も急増しています。
平成17年に移転が始まった九州大学伊都キャンパスは、平成30年9月に移転完了し、学生と教職員計約18,700人が通うエリアとなっています。このエリアには、元岡・桑原遺跡群があり、移転事業に伴って、歴史的大発見といわれる「庚寅銘入り金象篏大刀」が出土しました。
また、校区では市指定無形文化財の「元岡獅子舞」、「元岡祇園ばやし」が継承されています。