• 【シリーズ】校区のよかとこ―会長に3つの質問【②元岡校区】

    2024-01-30

    「若者と高齢者、どちらも住みよいまちに」

    元岡校区自治協議会の濵地会長にお話をうかがいました。



    Q.校区の推しポイント教えてください!

    新しい街と昔ながらの農業地帯という2つの面があるところですかね。

    九州大学が移転してきたことによって、周辺の街並みがかなり変わりました。平成30年に移転が完了し、居住区や商業施設が増え、学生さんが行き交う街になりましたね。学生さんが多く住んでいる町内会では、行事などに参加してくれているそうです。

    一方で、元岡は昔からの農業地帯でもあり、福岡市の食糧供給基地として重要な地域です。今はトマトやあまおう、春菊や小松菜、バラなどが栽培されています。もちろん米も作っています。若手の農家も育ってきていて、新しい技術を取り入れながら農業を行っています。




    Q.力を入れて取り組んでいることはなんですか?

    九州大学の学生さんたちとの交流が一つです。現在、アメフト部のみなさんが夏休みに子ども達登下校の見守りや勉強を見てくれたりと地域の手伝いをしてくれています。子どもたちが大学生と触れ合うことで、大学を身近に感じてくれると嬉しいですね。他にも元岡公民館で国際交流ひろばを開催していて、九大の学生さんと地域のボランティアのみなさんが、留学生や海外からの移住者の生活支援を目指した日本語支援や交流を行っています。

    もう一つは、防災の面で、見守りマップの作成です。災害時の要支援者の個別避難計画を考えているところです。校区内には川もありますし、土砂災害の警戒区域がありますからね。災害が起きたときに対応できるよう、町内会や民生委員の力を借りながら考えていきます。

    また、元岡校区をあげての大きな行事として、豊年まつりと体育祭があります。ここ数年は、コロナの影響で中止や縮小が続いていましたが、これらの行事を盛り上げてやっていくことで、活気づいていくかなと思っています。





    Q.これからどのような校区にしていきたいですか?

    地域づくりを担うような若い人たちがもっと出てくるような校区にしたいですね。昔は農業中心で自営業をしている人が多くて、地域のなかで繋がりや役割がありました。今は働きに出ていてみなさん忙しいですから、地域活動に参加はできるでしょうが、そのお世話までとなると難しい。でも、体育振興会や育成会やPTAなど、若い人が中心になって活動をしている団体もあるので、そういった若い人たちが活躍できるような組織にしていかないといけないですね。

    また、九州大学が移転してきたことで若い世代が増えてきた一方、高齢者が多いところもあり、校区のなかで極端な差があったりします。高齢者と若者、どちらの意見も取り入れたまちづくりをしていきたいです。



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