大楠校区は、都心に近く、校区の中央に日赤通りが通り、西鉄電車平尾駅・高宮駅に隣接した交通利便性の高い地区です。そのため、ワンルームマンションなど単身世帯が多く、生産年齢と言われる15歳から64歳までの人口割合が、福岡市や南区の平均値に比べ高くなっています。
都心に近い地域でありながらも、住民のつながりを大切にしていこうと「結いのまち大楠」を合い言葉に、平成11年にまちづくり基本計画を作成するなど、早くからまちづくりに取り組んでいます。また、ふれあいネットワークでの高齢者の見守り活動では、社会福祉協議会が中心となって各自治会で見守りマップを作成するなどの取り組みが行われています。
大楠の地名は昭和5年の治水工事で楠の大木がいくつも掘り起こされたことに由来し、小学校ができたとき、地名にちなみ校門に楠が植えられました。