• 【シリーズ】校区のよかとこ―会長に3つの質問【⑦西都校区】

    2024-04-15


    「子どもたちが元気に育つ校区に」

    西都校区自治協議会の赤池前会長(インタビュー時は会長)にお話をうかがいました(インタビュー実施日:令和6年2月15日)




    Q.校区の推しポイント教えてください!

    西都校区は、平成29年度に誕生した新しい校区です。JR九大学研都市駅周辺は、区画整理事業で新たに造られた住宅街で、九州大学の学生さんや子育て世代など若い世代が多いです。小学校の児童数も多く、下校時刻になると通学路に子どもたちの声があふれているんですよ。公民館の利用者も60歳以下が約8割を占めています。

    一方で、周船寺校区から分離した町内は歴史もあり、昔からの住民の方々がいます。そのため西都校区では『みんなで創ろう西都の絆』をスローガンに、新旧住民の融合を目指して活動を行ってきました。



    Q.力を入れて取り組んでいることはなんですか?

    西都はこれから『リスタート』だと思っています。

    設立当初からスポーツフェスタや灯明まつりなどを行い、新旧住民の融合を目指してきました。ホップ、ステップときて「これからもっと盛り上げていこう!」というジャンプのタイミングで新型コロナウイルスが流行し、地域の活動がすべてストップしてしまいました。

    そのような状況のなか、児童数の増加のため令和5年度に西都と西都北の2つの校区に分かれました。地域の基盤を作っている最中に分かれることとなり、人材の確保や活動の体制づくりなど課題がたくさんあります。

    コロナが落ち着き、少しずつ以前のように事業を行えるようになりました。西都校区としては再出発の気持ちで、西都北校区とお互いに協力できることは協力しながら活動を行っていこうと思っています。

    また、校区には江戸時代の農学者である宮崎安貞の書斎や墓所が残されています。これらの史跡を守り、受け継いでいくことも大切です。




    Q.これからどのような校区にしていきたいですか?

    やはり、子どもたちが元気に育ってくれることですね。今後も学校や公民館と連携しながら、子どもたちを対象にした事業を行っていきます。

    また、みなさん忙しく、地域の活動に参加してもらうのが難しい状況があります。地域に関わることで、地域のことを知ることができるし、人との繋がりができる。それは魅力の一つだと思うので、色んな方に参加してもらえるよう、地域活動も時代の変化に合わせて新しいやり方を考えていかなければいけないですね。



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