当仁校区は西の菰（こも）川、南は大濠公園、北は西公園と、水と緑に恵まれた都会のオアシスである。
 江戸時代に福岡藩の城下町として栄え、由緒ある多くの寺や西学問跡、八兵衛地蔵など、当時をしのぶ旧跡のほか、400年の歴史を持つという唐人町商店街もある。
 地域では、郷土の歴史についての関心が強く、当仁校区で生まれた郷土史サークルの「郷土史のぼせもん倶楽部」から派生した「当仁の歴史を学ぶ会」が郷土史をべースとしたコミュニティづくり活動に取組んでいる。
 また、夏祭り、校区運動会、ふれあい文化祭in大当仁、三世代交流餅つきを、四大イベントと位置付け盛大に開催している。
黒門川通りには、藩政時代をしのばせる門柱、小学校のナマコ壁などが緑とともに配され、平成元年には「街路デザイン賞」を、平成１９年には「都市景観賞を」を受賞した。