春吉校区は、那珂川西側沿いに南北に連なる細長い地域で、江戸時代は藩士たちが住み、当時の組屋敷の名残から、横筋に一番丁から七番丁の町名や那珂川沿いに土手が築かれていたところから、土手町などの町名があった。 現在は、渡辺通りを中心にビジネス街を形成し、夜は中洲に隣接するネオンきらめく街でもある。 林立するビルの谷間には、戦前からの家並みが軒を連ねており、人情味あふれる下町の情緒も残している。