2025-10-30
令和7年10月9日(木)能古島にある白鬚神社で、島の伝統行事『おくんち』が行われました。
この『白鬚神社おくんち行事』は、福岡市の無形民俗文化財に指定され、また、西区の宝にも認定されています。
『おくんち』には、島内五つの町内のうち、大泊を除く江ノロ・東・西・北浦の四町内が携わっており、東町内から順に、子どもの御幣持ち(ごへいもち)を先頭に、みかんや柿などを竹串に刺してドーム状に飾った「モリモン」と呼ばれる豪華な御神饌(ごしんせん)を境内に運び入れ、拝殿にお供えするところから始まります。それぞれの町内で御幣持ちを務める子どもたちは少し緊張していましたが無事に務めを果たしていました。

厳かに進む『おくんち』を、氏子の方だけなく、能古保育園の園児や能古小学校の児童なども見学に訪れて、秋晴れの中、島の伝統を身近に感じていました。

『白鬚神社おくんち行事』についてはこちらもご覧ください。
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