• 熱戦が繰り広げられる、第29回奈多校区子どもすもう大会【奈多校区】

    2025-10-18

    9月13日(土)、奈多校区子どもすもう大会が開催されました。奈多体育協会が主催の大会として第29回目の開催となりますが、それより前から奈多校区で続けられてきた歴史ある子どもすもう大会です。地域の方からは、「自分が子どもの頃は、参加人数も多く、夜まで取組が行われていた」と話しをされていました。



    大会前には着ぐるみをまとった“大型力士”による講習会が行われ、取組における禁じ手の説明を実演でわかりやすく紹介。大型力士の登場に子ども達も大喜びでした。講習会の後、準備体操を行うと、試合を前にした子ども達の緊張感が少しずつ高まってきているのが伝わってきました。



    開会式では、奈多校区体育協会の三浦会長が「勝敗はあるけど楽しんでください」と激励。奈多校区自治協議会の石井会長からは「うれし涙も悔し涙もあると思いますが、皆さんには必要な涙となります」と温かい言葉がかけられました。


    土俵下に4本柱として各町内会長等が座り、いよいよ取組がスタート。土俵上では子ども達の熱戦が繰り広げられました。開会式での三浦会長、石井会長の言葉どおり、子ども達は真剣に楽しんで取組を行い、負ければ悔し涙を流す子どもの姿もありました。物言いがつくほどの接戦もあり、会場は大いに盛り上がりました。


    また、土俵上の立ち合いの姿勢や、勝敗後の礼など、行事や審判員である体育協会の皆さんが子ども達に丁寧に指導。運営側の真剣さが子ども達にも伝わり、一つひとつの取組が引き締まったものになっていると感じました。その他にも表彰式や商品渡し等、地域の多くの方々に支えられて、子どもすもう大会は実施されていました。



    大会後には、奈多校区体育協会の皆さんが来年の大会に向けて改善点を話し合い、子どもたちのためにより良い大会を目指して真剣に取り組んでいます。地域の思いに支えられ、子どもすもう大会は長く受け継がれる行事となっています。