• あなたの運転見直してみませんか?参加・体験・実践型高齢者交通教室@金武校区

    2025-10-21

    10月8日(水)姪浜ドライビングスクール(西区姪の浜1丁目)にて、西福岡交通安全協会、西警察署主催の「参加・体験・実践型高齢者交通安全教室」が開催され、金武校区各町内会から17名が参加し、日頃の運転技術の再確認を行いました。


    西警察署からは、最近の交通情勢について講話があり、本年8月末現在、人身死亡事故による死亡者が50名、その被害者の半数が65歳以上の高齢者であること、全事故の2割は高齢者が関係していること、車を運転することは便利さを享受することだが、責任を伴うことであり、安全運転を心がけてほしいと話がありました。




    続いて、姪浜ドライビングスクールの指導員を講師に、グループに分かれて実技講習です。

    速度30キロで動くものを判別する視力検査や視野検査では、「20代レベル」と判定された参加者もいました。



    実際の車に乗っているような感覚で危険予測能力を図るドライビングシミュレーターでは、慣れない機械を前に苦戦している参加者もおり、指導員からは、「一時停止や確認の仕方が浅い人もおり、速度を落として確実に確認する。特に歩行者の確認は怠らないこと」を念押しされました。




    実技教習は講師を助手席に乗せ、実際に姪浜ドライビングスクール内のコースを走行しました。目視の甘さを指摘された参加者や運転に慣れてしまっていることに改めて気が付いたと話す参加者もいました。





    最後に九州旅客鉄道(株)佐賀鉄道事業部から、踏切事故防止についての話があり、万が一踏切内に閉じ込められた時には、ポールはななめ前に押し上げて脱出することを学びました。



    参加者の倉光さん(吉武町内会)は、「日頃から安全運転を心がけていますが、検査結果で年齢を感じるところもありました。貴重な経験ができ大変意義のある勉強会でした」と話していました。