• 世代をつなぐ地域の絆、ソロン名島自治会「35周年祝賀会」【名島校区】

    2025-09-08

    8月23日(土)、真夏の晴天のもと、ソロン名島自治会による「35周年祝賀会」がマンションの広場で開催されました。午後5時30分から夜9時の閉会まで、流しそうめんやスイカ割り大会、バンド演奏、ダーツ大会など、大人から子どもまで楽しめる多彩な催しが行われ、全155世帯のうち約80世帯が参加するにぎやかな祝賀会となりました。



    今年、ソロン名島は竣工から35年、同時に自治会発足からも35周年を迎えました。当初から暮らす方、途中から越してきた方、一度独立して戻ってきた方など、多様な住民が共に歩んできた歴史を振り返る節目の年です。開会の挨拶で長谷川自治会長は、これまでの自治会やマンション運営に尽力してきた方々、そしてこれから地域を担う世代への感謝を述べ、「今後も交流を深め、より良い地域づくりを進めていきたい」と話されました。


    オープニングでは、校区自治協議会、管理組合、民生委員、公民館、おやじの会、シニアクラブ、子供見守り隊など、日頃から地域を支える多くの団体が紹介されました。


    管理組合長からは、「シニアの尽力があって今があり、若い世代への交代も進んでいる。自治会や理事会に積極的に参加してほしい。」との言葉がありました。続いて、名島校区自治協議会の眞田会長は、福岡市の「地域コミュニティ活性化条例」に触れ、地域行事への参加を呼びかけ。民生委員の高原さんは、164名の高齢者世帯を支える日々の活動を説明し、「困りごとがあれば遠慮なく声をかけてください」と伝えました。


    また、シニアクラブと自治会のお父さんたちで構成される「子供見守り隊」からは、高齢化による隊員減少の現状とともに、若い世代にバトンをつないでいきたいとの思いが示されました。日頃の登校見守り活動に感謝を込めて、子どもたちから手紙が贈られる心温まる場面もありました。



    祝賀会は、初代自治会長の大石さんによる乾杯で本格的にスタート。その後は、子どもたちに大人気のスイカ割大会、縁日の射的や綿菓子、そうめん流しなどが行われました。さらに、「おっさんずバンド」の生演奏、ダーツ大会、キッズダンスも披露され、会場は終始大いに盛り上がりました。



    参加したシニアクラブの会員からは「若い人たちが自治会を引き継いでくれて安心。世代交代しても先輩方が協力的なのがいいですね。」「シニアクラブの活動は充実していて、健康維持にも役立っています。」という声が聞かれました。スタッフからは「準備は大変でしたが、みなさんが楽しんでくれて本当にうれしいです」との感想も。


    ソロン名島35周年祝賀会は、世代を超えた交流と感謝の気持ちにあふれた、地域の絆を深める行事となりました。「住んでよかった」と思える地域づくりに向けて、住民一人ひとりの参加と協力が今後も期待されます。



    このソロン名島自治会「35周年祝賀会」は、費用の一部に自治会・町内会の活動に利用できる「福岡市町内会活動支援事業補助金」を活用しています。制度については東区地域支援課(電話092-645-1041)にお問い合わせ、またはホームページで検索してください。


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