2025-09-02
8月24日(日)、飯倉公民館で「HUG(避難所運営ゲーム)」が開催されました。主催は飯倉校区自治協議会、講師は博多あん・あんリーダー会。災害時の避難所運営を疑似体験することで、地域住民が協力し合う大切さを学ぶ機会となりました。
参加者は住んでいる地域ごとにテーブルに分かれ、体育館を模した避難所の図面を囲みました。星の原団地や飯倉六丁目など、それぞれの自治会・町内会単位で役割を意識した討議が始まりました。
「高齢者は静かな場所に」「子育て世帯はトイレの近くに」など、さまざまな意見が飛び交いました。さらに「トイレが詰まった」「物資が届いた」といったイベントカードへの対応にも挑戦。現実に近い課題を疑似体験しました。
参加者は真剣に意見を交わし、模造紙いっぱいにカードが並んでいきました。世代を超えた協力や、現場さながらの緊張感が会場に広がりました。
最後には各グループで成果を共有。「正解は一つではなく、どう判断し協力するかが大切」「想像以上に調整が大変だった」との声が上がり、避難所運営の難しさと助け合いの大切さを実感する一日となりました。