• 三苫小学校卒業生の「二十歳を迎えた同窓会」【三苫校区】

    2025-08-21

    三苫校区青少年育成連合会は、「二十歳を迎えた同窓会」を開催しました。

    お盆休みで帰省している学生や社会人も参加できるよう、8月16日(土)午後5時から、三苫小学校を卒業した20人の同窓生たちが公民館に集まりました。

    受付や式の進行は、和白中学校の2・3年生で、三苫のジュニアリーダー4人が務めました。「数年後には、お祝いされる方になるね」と、地域の方に声をかけられ、「はい。頑張ります」と、頼もしい返事。地域のリーダーの卵たちです。

    式典では、主催者の青少育成連合会の山﨑会長、三苫校区自治協議会の二宮会長から、お祝いの言葉ととともに、30周年を迎える校区において若い力への期待と激励の言葉が贈られました。






      また、三苫小学校の前校長である後藤芳孝先生は、「当時は教務担当だったねぇ~。かれこれ、9年間、三苫小学校に勤務したので、とても思い入れのある校区です。三苫を盛り上げてくださいね」と、懐かしい思い出を交えながら温かい言葉が述べられました。





    そして、先輩として参加したのは、和白小学校・和白中学校の卒業生。

    大学卒業後に西部ガスホールディング株式会社で社会人野球部の監督を務める松薗史敏さんです。

    「プロ野球選手になることを目標にしていたけれど、叶わなかった。それでも、『野球で成り上がりたい!』と、新たな夢と目標を持ち、社会人野球に飛び込んだ」と、20歳前後頃の想いを熱く語られました。企業の野球チームの中で、企業の名を揚げ、社員を盛り上げ、地域に貢献し、人間性を磨くことは、自身の求めるものだったこと、失敗を恐れず挑戦すること、夢や目標を持ち続けること、取り組む姿勢が大切なこと、参加者の心に響いた講話でした。



    20歳代表の永吉光河さん、堺穂乃花さんからは、三苫小学校の校歌にある※「三つの苫から始まった話の続きをつくろうよ!」を忘れずに、頑張っていきますと、力強いあいさつがあり、参加者から大きな拍手が贈られました。



    式典の後は、全員で記念撮影。

    続いて開かれた祝賀会では、懐かしい思い出話に花を咲かせる人、近況を語り合う人など、それぞれが思い思いに交流を楽しみました。



    「三つの苫から始まった話」とは …… 三苫の地名の由来のお話です。4世紀、神宮皇后がご西征(西方へ征伐に向かう)のとき、対馬沖で暴風雨に遭い、それが鎮まるよう海神である志賀三神を祭って祈りをささげ、その供物を苫に包んで海に投じ、苫の漂着した所に社を建てて祀ると誓ったとされています。そのときの苫が三枚、現在の三苫海岸に流れ着いたことから、「三苫」と名付けられたといわれています。