2025-08-06
8月1日(金)、東箱崎公民館で、こども食堂「ひがはこランド」が開催されました。東箱崎校区では、「こどもまんなか(子どもが真ん中の地域コミュニティ)」をめざし、昨年度に試験的にこども食堂を実施。今年度は、継続実施の可能性を探るため、夏休み・冬休み・春休みにそれぞれ1回ずつ開催を予定しており、今回はその第1回目となりました。
「ひがはこランド」は、実行委員会を中心に、九州産業大学(ワークキャンプ同好会)、東区社会福祉協議会、公民館の協働で運営されています。単なる食事を提供する場ではなく、「子どもの居場所づくり」「孤食防止」「多世代交流」、そして“知域”(人と人のつながりを育み、地域の課題を知る)をテーマに、地域に根ざした活動をめざしています。
今回は夏休み中の平日開催。15時から受付が始まり、大学生のお兄さん・お姉さんと一緒に遊ぶ時間を楽しんだ後、17時ごろから「ちょっと早めの夕食」タイムとなり、18時に終了するスケジュールでした。予約不要で好きな時間に参加できる形式で、帰りはスタッフが各町内の解散場所まで付き添ってくれるため、保護者も安心です。
この日、公民館は「ひがはこランド」のために夕方から貸し切りに。児童等集会室ではオセロや折り紙、講堂では椅子取りゲーム、団体室ではボッチャやスカットボール、いこいの部屋では宿題に取り組むなど、子どもたちは思い思いに遊んだり勉強したりしながら過ごしました。その間、調理室ではスタッフとサポーターの皆さんが手際よく夕食を準備。メニューは、豚肉と野菜の生姜焼きをメインに、具だくさん味噌汁、ごまあえ、ポテトサラダ、おにぎり、デザートに果物までついて、栄養もボリュームも満点の内容でした。
夕食タイムが始まる頃にはさらに参加者が増え、最終的には100名を超える盛況ぶり。友達同士や家族、仲良くなった大学生のお兄さん・お姉さんとテーブルを囲み、会話が弾むにぎやかな食事の時間となりました。次回「ひがはこランド」は、冬休み期間中に開催予定。今度はどんなメニューや遊びが登場するのか楽しみです。