2025-06-24
令和7年6月8日(日)、柏原校区で地域清掃活動「ラブアース・クリーンアップ in Kashihara 2025」が開催されました。
町内会ごとに4班に分かれ、樋井川とその周辺エリアの一斉清掃に取り組みました。
当日は、あいにくの小雨模様でしたが254名の方が参加され、小さなお子さんも一緒に活動に参加する姿が見られました。
福岡市のラブアース・クリーンアップは、毎年開催している市民参加型の清掃活動です。市内全域の河川や道路、公園などの美化を通じて、環境意識の向上と地域コミュニティの活性化を図ることを目的としています。
柏原1丁目2区町内会の池田会長は「子どもの通る通学路なのですが、ツタが茂っていて見えにくい場所もあります。毎年、春と秋にボランティアを募って清掃活動を行っていますが、今回は、町内会で管理している『ふれあい通り』の清掃とラブアースを同時に行うと告知したところ20人の方が参加してくれました」と話されていました。
「ふくおかポイント」を初導入!
柏原校区では、今回から新たに「ふくおかポイント」が試験導入されました。
「ふくおかポイント」とは、福岡市が地域活動などに対する感謝の気持ちとしてポイントをお渡しし、地域活動などの支援につなげることを目的としたものです。
柏原校区社会福祉協議会の片海会長は、「社協のInstagramでは『ふくおかポイント』について7回に分けて詳しく投稿していて、主に若い世代の方にご覧いただいています。高齢者の方には、紙媒体や口コミで情報を広めるなど、まずは『なんだろう?』と興味を持ってもらうことから始めています。ポイントブース用ののぼり旗も急遽作成しました。
アプリのインストール方法やポイントに関する様々な質問が寄せられていますが、例えば、お子さんが2人いるご家庭では、ご両親それぞれの『ふくおかポイントアプリ』にお子さんを登録できます。ポイント用の二次元コードを読み取る際に、誰にポイントを付与するかを選択でき、誤って同じ人に2回付与しようとしてもできない仕組みになっているため便利です。今後、ポイントが使える場所がさらに増えることを期待しています」と話されていました。
参加した親子からは、「クリーンアップには毎年参加しています。今年はふくおかポイントがあるとチラシで見ました。子どもは朝早く起きて自分から行こうと言って張り切っていました」という声が聞かれました。
各班では、2次元コードを首から下げたり、ブースやのぼり旗を作るなど、ポイント付与のために様々な工夫が凝らされていました。
すべての班で回収されたごみは合計で227袋になりました。
柏原校区自治協議会 環境推進会議の岩田会長は、「無事に終えることができ、安心しました。川に入らない、草刈り機の作業者に近づかないといった安全のためのルールを設け、
安全確認をする担当者を配置するなど、安全第一で実施しました。4年前からは、ホタルが卵を産み付ける草を刈りすぎないよう注意するなど、環境にも配慮しながら清掃を行っています。
今回から導入した『ふくおかポイント』も、事前に各町内会長へ説明を行っていたので、スムーズに運用できました。
各町内会が協力して活動することで、町内会の団結力も高まっていると実感しています。今日の解散時には『体育祭頑張るぞ!』と声を掛け合っている町内会もあり、地域住民の顔見知りが増える良い機会になっています」と話されました。
柏原校区の詳しい情報は、地域のブログやSNSで発信されています。ぜひご覧ください。