2025-06-19
馬出校区交通安全推進協議会と交通安全協会では、年に2回、校区住民のみなさんを対象に「交通安全講習会」を開催しています。
今年第1回目の講習会は、6月18日(水)に行われ、東警察署 交通第1課交通総務係長の島田 荘一郎警部補を講師に迎え、「①東区管内の交通事故の現状」「②自転車に係る道路交通法の改正について」「③特殊詐欺の手口と注意点」についての講話がありました。
講話の中で「交通死亡事故の件数が増加傾向にあり、飲酒運転による事故も依然として減少していない」と説明されると、会場からは思わずため息がもれる場面も。地域における交通事故の実態を知ることで、参加者の交通安全に対する意識が一層高まったようです。
また、子どもから高齢者まで日常的に使う自転車に関しては、違反時には反則金が科される新たな制度についても紹介されました。参加者からは「自転車運転ルールの周知が必要」との声があがり、これに対して福岡県警では、小学生・中学生や外国語学校などに向けた自転車安全運転教室を実施していることが報告されました。
「詐欺の手口を教えます!」
被害者と犯人の具体的な会話のやり取り、ATM画面とその操作手順を示し、被害者の心の動揺や勘違いポイントなど、わかりやすく解説されました。
「犯人が逮捕されても、お金が戻ってくることはほとんどないので、騙されないでください!」
「警察を名乗る不審な電話には、出ない。折り返さない。」
参加者のみなさんは、
島田警部補のメッセージを心に留めて、おみやげを手に解散しました。