• 平成7年度「東区新任自治会長・町内会長研修会」を開催。【東区】

    2025-06-18

    福岡市東区では、持続可能なコミュニティづくりに向けた自治会・町内会支援の一環として、毎年、新任自治会長・町内会長を対象とした研修会を行っています。令和7年度は、東区役所で6月5日(水)・6日(金)・7日(土)の3日間で全4回、各回1時間30分のプログラムで開催し、合計47名の自治会長・町内会長が参加されました。


    研修内容は大きく2つ、「①自治会・町内会の実務」として町内での役割や活用できる補助金などの説明、「②地域支援係長と参加者座談会」で少人数グループでの質疑応答と意見交換がなされました。



    前半40分はスライドを使った講座で、自治会・町内会活動について以下の9項目を説明。補助金を活用した取り組み事例や申請の仕方など、項目ごとにポイントを絞って話がありました。講座の最後には、福岡市地域コミュニティサイト「ふくコミ(当ホームページ)」が、実際の画面を操作しながら紹介されました。





    後半40分は昨年も好評だった座談会。4~5名のグループに分かれ、地域支援課係長が加わっての対話の時間です。自己紹介の後、「わがまちの自治会長の選出方法」「役員とその決め方」「自治会活動で困っていること」「自治会活動でやってよかったこと」など、それぞれの地域の現状や課題を話し、解決のためのヒント・知恵を出し合って考える有意義な話し合いの場となりました。


    はじめは緊張気味の参加者でしたが、次第に話が盛り上がり、あっという間に時間が過ぎていきました。とくに「担い手不足・次世代の担い手づくり」「自治会・町内会への加入促進」「住民の高齢化によるさまざまな問題」「災害時の対応」についての関心度が高く、参加者からは「今回の研修会で他の自治会・町内会の事例を知ることができてよかった、今後の活動の参考にしたい」「他の自治会・町内会でも同じような悩みを抱えていることが分かってホッとした」といった意見が聞かれました。

    研修会終了後も会場に残って情報交換をする参加者の姿もありました。