2025-05-22
令和7年5月11日(日)に学生団体と姪浜駅南1丁目自治会がコラボし、工作やファッションショーを通じて海洋プラスチックごみ問題を楽しく学ぶイベントが開催されました。
会場は「MEINOHAMA STEPS(メイノハマステップス)」(姪浜駅南1丁目10番20号)4階gokant(ゴカント)で、親子約20人が参加しました。
●イベント案内チラシ
このイベントは海とともにある暮らしを守る学生団体「maiPLA(マイプラ)」が、学生と地域をつなぐ活動を行う団体「ATP(アタップ)」と連携して主催し、ボランティアを通じて海洋問題の解決糸口を発見する活動を行っている「城南高校うみつなぎ」、姪浜駅南 1 丁目自治会、「MEINOHAMA STEPS」が協力して実現したものです。
●会場の様子
イベントは3部構成で、第1部は海に流れ着いたプラスチックゴミを使った工作教室です。子どもたちは海に捨てられたゴミの多さに驚きながらも、自由な発想でゴミを組み合わせたモノづくりを楽しんでいました。
第2部は海に捨てられているプラスチックゴミの実態やその影響、自分たちにできることなどを一緒に考えました。そこでは問題を解決するために「ゴミは正しく捨てる」「ゴミは拾う」「ゴミ問題をまわりの人に伝える」ことの大切さを学びました。
第3部はレインコートにプラスチックごみを貼ったり、絵を描いたりして、最後はそのレインコートを着てファッションショーを行いました。
参加した子どもたちからは、「ファッションショーが楽しかった」「海や環境のことを知ることができて良かった」といった感想が寄せられました。
姪浜駅南1丁目自治会の藤井 文明(ふじいふみあき)会長は「自治会が学生のみなさんや企業と協力して新しいことにチャレンジすることはとても意義がある。機会があればこれからも取組みたい。」と話しました。
「城南高校うみつなぎ」のメンバーからは、「子どもたちと一緒にゴミ問題を楽しく学ぶ場にボランティアとして参加できたことは新鮮な体験で、自分自身の新たな学びにもつながった」といった声が聞かれました。
●「城南高校うみつなぎ」のみなさん
主催団体「maiPLA(マイプラ)」の室原 一仁(むろはらかずひと)さん(九州大学農学部4年生)は、「高校生や自治会など、さまざまな方に協力してもらい今回のイベントを実施することができて良かった。工作の時、はしゃいでいた子どもたちが、海洋ゴミの説明は真剣に聞き興味を持ってくれたのが嬉しかった。今後もいろいろなイベントを企画し、美しい海を守っていく活動を続けていきたい」と話しました。
●「maiPLA」のみなさん(中央が室原さん)
〈関連リンク〉
「maiPLA(マイプラ)」