2025-04-07
福岡市博多区の住吉神社で4月3日、「潮干祭(しおひさい)」が行われました。春の訪れを告げるこのお祭りは、航海の安全、豊漁、そして陸上交通の安全を祈るお祭りです。今年は9年ぶりに「住吉・美野島地区」での御神幸(ごじんこう)となり、地元の人たちや観光客で賑わいました。
その昔、住吉神社の周辺が入り江の岬になっていた頃、御神輿を載せた船で博多湾を巡行する船神幸(ふなみゆき)が行われていましたが、今は御神輿(みこし)を載せた神船(しんせん)が台車に乗せられ、氏子区域の地区を練り歩く形で受け継がれています。
先導する広報車の雅楽の音色が響き渡る中、神職を先頭に、武者姿や装束をまとった氏子、神馬(しんめ)も一緒に歩きました。行列には、地元の自治会・町内会長や、住吉中学校の野球部の生徒たちも参加し、住吉・美野島の町を巡りました。
通り沿いの住宅では、自宅の窓から祭りの様子を眺め、手を合わせる地域の方の姿も。沿道では、華やかな行列を写真に収める人の姿が多く見られ、祭りの賑わいが地域に広がるひとときとなりました。
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