• 地域とともに歩んだ70年—御供所公民館 創立70周年祝賀会が開催されました!【御供所地区】

    2025-03-21



    春の訪れを感じる3月2日(日)、御供所(ごくしょ)公民館の創立70周年を祝う祝賀会が福岡ファッションビルで開催されました。会場には地域住民や関係者が集い、御供所公民館のこれまでの歩みを振り返り、和やかにお祝いをしました。

    福岡市博多区にある御供所公民館は、1954年に円覚寺の講堂内に設置されたことが始まりで、地域の学びや交流の場として、多くの人に親しまれてきました。これまでに、歴代の館長は10名、主事は13名が務め、地域住民の交流の場としての役割を現在も果たし続けています。



    式典では、御供所公民館 冨田館長が、「人と人とが出会い、集い、そして地域とのつながりを深める場となる公民館になってほしい」と挨拶しました。また、「公民館が世代を超えて語り合い、支え合いながら、新たな活動が生まれる場となり、地域の皆さんに積極的に活用されることを期待している」とも述べました。ステージには、公民館の“子ども書道教室”に通う小学生・中学生が書いた横断幕が飾られ、祝賀ムードを盛り上げました。



    『祝舞披露』では、寿菊派 若柳流家元 若柳寿菊さんが金の扇子と鈴を手に、優雅な舞を披露しました。続いて、子どもたちによる日本舞踊「さくらさくら(箏曲)」が披露され、可憐で一生懸命な舞に、来場者から温かい拍手が送られました。



    会場は終始和やかな雰囲気に包まれ、参加者たちは懐かしい思い出を語り合いながら笑顔を交わしていました。御供所公民館の歴史を振り返る、『懐かしい映像の上映』では、歴代の公民館の写真とともに、これまでの館長や、地域の移り変わる様子が紹介されました。



    来賓のコメント


    ◆御供所校区自治協議会 柴田会長

    「公民館の活動がとても充実しており、地域に賑わいが生まれていることを嬉しく思います。これからもさらなる発展を期待しています。御供所地区も高齢化が進んでいる中で、若い世代の力がますます重要になってくると感じています。世代を超えて地域が連携し、支え合える環境を大切にしていきたいですね。」


    ◆元御供所校区自治協議会長 濱地さん

    「現在、サークル活動で公民館を利用していますが、サークルの皆さんが楽しんでいる様子がとても印象的です。昔と変わらず、気軽に足を運べる温かい場所であると感じています。これからも、多くの方にとって親しみやすい公民館であり続けてほしいと思います。」


    ◆9代目公民館長 瀧田さん

    「70年前、公民館が初めてお寺に設置された当時、私はまだ15、6歳でした。それから時代の流れとともに、公民館が発展していく様子を間近で見守ってきました。公民館の取り組みは、地域のつながりを深める大切な機会となり、自助・共助の精神を育んでいると感じます。こうした積み重ねが、災害時には地域が一つとなって支え合える、強い絆を生み出していくと信じています。」


    ◆10代目公民館長 田原さん

    「御供所地区では高齢化が進み、世帯数も減少していますが、地域の皆さんにぜひ公民館へ足を運んでいただき、交流の場として活用してほしいと願っています。」


    ◆博多小学校 穴井校長

    「子ども達は、夏休みや冬休みに公民館を自習室として活用し、学習に励んでいます。そこで学年を超えて交流し、自然とタテヨコのつながりが生まれていることに感謝しています。また、博多地区(大浜、御供所、奈良屋、冷泉)が地域のネットワークでしっかりと結ばれ、温かく子ども達を見守ってくださることは本当に素晴らしいことです。こうした環境の中で、子ども達が安心して成長できることを嬉しく思います。」


    ◆博多中学校 田中校長

    「先日行われた『3年生を送る会』の終了後、還暦を迎える私のために、子ども達が心のこもったお祝いビデオを準備してくれていました。思いがけないサプライズに感動し、温かい気持ちを持った子ども達の優しさに胸がいっぱいになりました。こうした素晴らしい子ども達を育ててくださった地域の皆さんに、心から感謝しています。」


    ◆博多小学校PTA 田原会長

    「公民館が、夏休みや冬休みに子どもたちのために部屋を開放し、自習ができる環境や、子ども同士が自然と顔を合わせられる場を提供してくださることに感謝しています。公民館は、子どもたちにとっても身近で温かい存在となっており、これからもその役割を大切にしていってほしいと願っています。」






    来場者への感謝の気持ちを込めて、「御供所 和菓子の詰め合わせ」と、70周年記念の文字が刻まれた木製しおりが配られました。

    いずれも福岡ホスピタリティ・アカデミー専門学校 フードクリエイト学科の生徒が手がけたもので、和菓子は御供所地区のお寺にちなんだ特別なものとなっていました。生徒たちはは各寺院の歴史や特徴を学び、それぞれの魅力を和菓子の形や味に表現しました。例えば、日本にお茶を伝えた栄西禅師が開いた「聖福寺」をイメージした抹茶餡を包んだお饅頭や、春に咲く「ぼけ」の花が美しい「順心寺」をイメージした綺麗なピンクの練り切りなどが詰め合わされていました。

    木製のしおりは、専門学校の生徒がレーザー彫刻機で製作したものです。博多織の献上柄で、見た目の美しさと温かみが調和したデザインに仕上がっていました。生徒たちが作り上げた記念品は、地域の文化や歴史を感じられるものとなっており、70周年を祝うこの日にふさわしい、心のこもった贈り物でした。




    70年の歴史を刻んできた御供所公民館。今後も、地域住民が集い、学び、つながる場として、その役割を果たしていくことが期待されています。「地域の皆さんが気軽に立ち寄れる雰囲気を大切にしながら、これからも多くの方が楽しく学べる講座やサークルを充実させていきたいです。」と語る、御供所公民館の磯田主事。

    地域とともに歩んできた御供所公民館は、これからも人と人をつなぎ、新たな歴史を刻んでいきます。



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