• 姪の浜5丁目3区自治会・4区町内会合同|春の内浜自治区落語会@内浜校区

    2025-03-05

    令和7年2月24日(月・振休)に姪の浜5丁目3区と4区町内会合同による春の内浜自治区落語会が開催されました。


    この落語会は、落語家の立川生志(たてかわしょうし)師匠を招き内浜公民館で開催されたもので、子どもからお年寄りまで約60人が参加しました。

    姪の浜5丁目4区町内会の宮川隆史(みやかわたかし)会長が昨年5月に生志師匠の落語を聞き、『ぜひ町内のみなさんに聞かせたい』とその場で依頼したそうです。実施にあたっては姪の浜5丁目3区のみなさんにも声をかけ、合同で取り組むことになりました。




    立川生志師匠は福岡県出身で、子どもの頃から落語家になる夢を持ち続け、大学卒業後就職した企業を2年で退社。1988年に立川談志師匠に弟子入り、2008年に立川流真打(しんうち)に昇進し、現在は国内だけでなく、海外でも公演し、福岡のテレビやラジオでも活躍する実力者です。

    「普段はホールや劇場でやることが多いが、宮川会長にお招きいただき、身近な公民館で内浜校区のお客様のすぐ目の前で落語ができてうれしい。」とあいさつされました。


    ●立川 生志師匠



    午後5時に開演し、福岡の地元ネタや談志師匠とのエピソードでお客様の心をつかみ、軽妙な小話を挟んで、落語は2席披露されました。

    やんちゃな息子、金坊(きんぼう)が初天神のお参りの露店で、あの手この手を使って父親にあめ玉やだんごをせがむお話と、正直者の屑屋(くずや)の清兵衛(せいべえ)さんが浪人から200文で買い取った仏像から50両の小判が出てきたことに端を発する心温まるお話が披露されると、会場は優しい笑いに包まれ、2時間の公演時間があっという間に感じられました。




    参加した人からは、「たくさん笑って、とても楽しかった。」「巧みな話術と表現で落語の世界に引き込まれた。」といった感想が聞かれました。


    姪の浜5丁目4区町内会の宮川会長は、

    「うちの町内会では、日帰り旅行、クリスマス会に加えて、文化的行事を実施している。自分がかつて東京で自治会の役員をしていた頃は、真打の落語家を招くことはよくあったが、福岡ではなかなかそのような機会がないので、今回は生志師匠のおかげで実現できて良かった。みなさんに楽しんでもらえてうれしい。うちの町内は転勤族が多いので、住民が楽しく交流できるような機会をこれからも作っていきたい。」

    と話しました。


    この落語会は、開催費用の一部に自治会・町内会の活動に利用できる「福岡市町内会活動支援事業補助金」を活用しています。制度については西区地域支援課(電話092-895-7036)にお問い合わせ、または福岡市ホームページで検索してください。

    町内会活動支援事業のご案内(福岡市のホームページへ移動します)