• 食を通じて親睦を深める、国際交流料理教室「バングラディシュ料理」【東箱崎校区】

    2025-02-06

    2月2日(日)、東箱崎会館で東箱崎校区国際交流委員会主催の国際料理教室が開催されました。このイベントは、校区に住む外国出身の方を講師に招き、その国の家庭料理を一緒に作りながら、異国の文化や生活習慣にふれることができる催しです。今回の講師は、バングラディシュ出身のラフマン・サイフルさん。東箱崎校区で暮らす奥様やお子さんに加え、バングラディシュから訪れているご両親も参加され、「チキンビリヤニ」と「ボルハニ」のバングラディシュ料理2品を教えていただきました。



    バングラディシュは、バイカル湾に面し、インドの東側に位置する南アジアの国です。お米が主食で、カレーをはじめ、スパイスを使った料理が多く親しまれています。本日のメインメニュー「チキンビリヤニ」は、バングラディシュ料理を代表する一品。香り豊かなスパイスをたっぷり使った鶏肉の炊き込みごはんで、ラフマンさんのご家庭では週に一度は食卓にのぼる定番料理だそうです。そして、ビリヤニと一緒によく飲まれるのが「ボルハニ」という、ラッシーに似たヨーグルトドリンク。どちらも香草や多くのスパイスを使うスパイシーな料理とあって、調理台に並ぶ見慣れない食材を前に、参加者からは「どんな味になるのかな」「ワクワクするね」と期待の声が上がっていました。




    できあがった料理を食卓へ運び、班ごとにテーブルを囲んで食事を楽しみました。炒めた塩味のゆで卵と生野菜をトッピングした「チキンビリヤニ」を頬張ると、カレーとはひと味違う複雑な味と香り、そしてピリッとした辛さが広がります。続いて、ヨーグルトに塩、スパイス、香草ペーストを混ぜて作る「ボルハニ」をひと口。ヨーグルトの風味とともにほのかな苦みや塩味が感じられ、不思議なおいしさ。「初めての味!」「ビリヤニによく合うね」と料理の感想を交わしながら会話も弾み、交流が深まる楽しい時間となりました。


    東箱崎校区では、国際交流事業として3月2日(日)に東箱崎公民館で「第3回多文化交流サロン」の開催を予定しています。「外国人の方も日本人の方も、お菓子を食べながらおしゃべりしましょう!」という催しで、申込不要で気軽に参加できます。

    くわしくは、東箱崎公民館だより2月号をご覧ください。