2024-12-09
令和6年11月23日(土)にロイヤルアーク姪浜自治会による防災訓練が開催され、子どもからお年寄りまで約70人が参加しました。
この防災訓練は約600人が住む大規模マンションであるロイヤルアーク姪浜の自治会と理事会が連携し、いざという時の対応や日頃の備えについて実践的に学ぶ訓練として初めて企画されました。
●マンション火災時の避難について説明を受けました
まず、西消防署姪浜出張所長からマンションで火災が起きた時の避難の仕方や注意点などの説明を聞き、マンションの避難経路を確認しました。その後全員で水消火器訓練を実施しました。
●消火器の操作方法を一つ一つ確認しながら体験します
次に、マンションに実際に配備されるAEDを使って、救命救急法を体験しました。子どもから大人まで真剣にAEDの操作や心臓マッサージに取組んでいました。
●みなさん真剣に救命訓練に取組んでいます
会場には消防自動車と記念撮影するコーナーも設けられ、訓練の合間に、子どもたちは消防服を身にまとい、写真撮影を楽しんでいました。
●消防自動車を前にハイ、ポーズ!
次に校区の防災士による地震についての講話とクイズを行いました。
「緊急地震速報が出た!まず何をする?」「エレベーターの中で地震が起きたらどうする?」といった実践に役立つクイズが多数出題されました。たくさん正解した子どもたちには賞品が配られ、楽しく防災を学ぶことができました。
●クイズを通して防災の大切さを学びます
最後にマンションに配備される防災器具やおすすめの防災グッズの説明を聞いた後、非常食のおみやげをもらって訓練は終了しました。
●防災器具や防災グッズの説明とおみやげの非常食
参加した人からは、「災害の時はきっと慌てるだろうから、AEDの操作など、日頃からこのような訓練で体験するのは大切だと思う。」といった声が聞かれました。
ロイヤルアーク姪浜自治会の栗田会長は、
「前自治会長が以前から防災に備えたマンションづくりをしていこうと働きかけ、今回初めて自治会と理事会が協力しての防災訓練が実現した。多くの人が熱心に参加してくれて良かった。今回の訓練が災害時の対応を考えるきっかけになればとても嬉しい。協力してくれた役員や関係機関の方には本当に感謝している。」
と話しました。
この自主防災訓練は、開催費用の一部に自治会・町内会の活動に利用できる「福岡市町内会活動支援事業補助金」を活用しています。
制度については西区地域支援課(電話092-895-7036)にお問い合わせ、またはホームページで検索してください。
→町内会活動支援事業のご案内(福岡市のホームページへ移動します)