11月28日（木）平尾公民館で、ギャラリー宏介株式会社代表 太田 信介氏を講師に招き、「障がい者のきょうだいが抱える問題を知る講演会」が行われました。

7歳下の弟、宏介さんが２歳のとき自閉症と診断され、誰にも言えない悩みを抱えながら少年時代や青年期を過ごし、一時は離れて暮らしていましたが、アーティストである弟さんの作品を世に広めるべく、ともに起業されました。

そのときのことを著作『僕らは「きょうだい」で起業する』として出版され、テレビ関係者の目にとまり『ライオンの隠れ家』としてドラマ化までされています。

最後は「世界各地で作品展をひらき、夢は故郷の太宰府に美術館を建てること」と目を輝かせておっしゃっていました。

障がいを抱えるご本人ではなく、ともに生きる家族による講演ということで、家族にしかわからない様々な悩み、葛藤をお聞きすることができ、新たな視点で考える機会をいただきました。

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