2024-11-22
令和6年11月9日(土)下山門小学校にて、下山門校区防災・防犯訓練が行われました。
『災害や犯罪への意識を高め地域住民で助け合いの心を持ち、安全で安心な下山門校区を目指す』をスローガンに、地域住民、各自治会、自治協議会、小学校、消防局や西警察署などの協力を得て開催されました。
参加者は避難経路を確認するため、まず公園や集会所などの各町内の第一次避難所に集まり、そこから小学校の体育館に集合しました。
約340名の参加者を迎え、オープニングセレモニーの後は、下山門小学校4年生の代表17名による学習発表が行われました。それぞれが授業の中で校区の中の高潮や浸水の危険個所や避難時の行動などについて調べ、堂々と発表していました。
続いて、西消防署からは災害発生時の避難について、西警察署からは詐欺被害防止についての講話がありました。福岡市消防音楽隊の演奏もあり、カラーガード隊の演技に大きな拍手が送られました。
会場には、AEDによる救命体験や、煙体験ハウス、水消火器を使った消火演習コーナーなどが準備され、子どもたちが楽しみながら災害時にとるべき行動について学んでいました。また消防分団による消火作業のデモンストレーションもあり、その迫力に参加者からは大きな歓声があがっていました。
ここで終わらないのが下山門校区の防災訓練です。
夕刻に行われた第2部では、実際の避難所体験が行われ、事前に申し込んだ15組67名の家族が段ボール間仕切りやベッドを組み立てたり、非常食の試食と校内防災きも試しや花火などを楽しみながら防災を学習しました。
下山門校区自治協議会防災防犯部会の南会長は、
「下山門校区の防災・防犯力強化のためには、繰り返しの訓練が必要です。防災・防犯を考えるきっかけになってほしいです。」
と話していました。