2023-05-09
4月29日(土・祝)と5月6日(土)の2日間にわたり青葉校区で第15回オープンガーデンが開催されました。今年は22軒が丹精込めて手入れした自宅の庭を公開。地域に根ざした活動の一環として、美しい街の景観づくり・地域のコミュニティづくりを目的に青葉公民館主催で青葉校区環境活動推進会議の協力により平成20(2008)年から行われています。
青葉校区は住宅街の背後に山林が広がり、春は沿道に咲く菜の花や桜、公園や学校の花壇に植えられた草花が四季折々に彩りを添える緑豊かなエリア。個人宅でのガーデニングも盛んで、2018年から福岡市が取り組む花によるまちづくり「一人一花運動」の先駆けともいえる地域です。
オープンガーデンのスタート地点である青葉公民館では、開催前の指定日と当日に庭めぐりマップが配布されます。庭の趣はそれぞれに違い、バラの玄関アーチが目を引く彩り多彩なローズガーデン、宿根草を中心に草花をバランスよく配した藤棚のある庭、見事な英国式庭園など、いずれも個性あふれる庭づくりで見応えがあります。
「多いときは100人ほどがオープンガーデンを楽しみに来られ、訪れた方とお話しするのも楽しみの一つです」と庭主さん。また、庭主さんが互いに行き来してガーデニングの情報交換をしたり、庭のことを話題にご近所との会話が増えたりしたそう。校区内に限らず、評判を聞いて広く福岡市内外から訪れる人も年々増え、地域を超えた交流の輪が広がっています。