• 750年前の戦場を巡る『蒙古襲来絵詞展』特別展示

    2024-10-18

    蒙古襲来絵詞展:西新が主戦場だった750年前の元寇を再発見


     2024年11月、福岡市の西新コミュニティーセンターで、「蒙古襲来絵詞展」を開催します。展示会では、肥後の御家人竹崎季長の活躍を描いた貴重な絵巻物を中心に、元寇時の西新、高取、百道、百道浜地区に光を当てます。


    *チラシのPDFは上記からダウンロードできます。



     展示は11月22日から24日まで行われ、福岡市総合図書館から提供された「蒙古襲来絵詞」の絵巻物や、元寇に関連する地域史跡の写真、そしてデジタル原画を含む漫画『アンゴルモア』の展示があります。750年前の戦場がどのようなものだったのか、当時の風景や風俗、モンゴルの戦法を理解する上で非常に貴重な資料となっています。



     また、11月24日には花田洋一郎氏(西南学院大あ学経済学部教授)による「世界史から見た元寇」というテーマの講演会も予定されています。講演では、元寇が世界史の中でどのような位置を占めるのか、その影響や意義について深掘りされます。参加希望者は事前に申し込みが必要で、定員は90名です。


     イベントは西新校区自治協議会と高取校区自治協議会が主催し、福岡市教育委員会や地元自治会などが協力しています。また、この展示会に関連する動画も制作され、「福岡チャンネル by Fukuoka city」で公開されています。  

     動画は、750年の時を超えて西新・高取近辺の元寇史跡を巡る内容で、更にこの歴史的事件に対する理解を深めるものとなっています。


    *再生ボタンを押すと動画が始まります(音にご注意ください)


     「蒙古襲来絵詞展」は、歴史愛好家だけでなく、地元の歴史に興味を持つ市民にとっても見逃せないイベントです。この機会に、西新が持つ豊かな歴史と文化を再発見し、過去を通じて現在を理解する新たな視点を得ることができます。


     展示会は無料公開、どなたでも気軽に足を運べます。家族や友人を誘って、ぜひお楽しみください。歴史が好きな方はもちろん、地域の文化に触れたい方にとっても、忘れがたい体験となること間違いなしです。