2024-10-07
令和6年9月28日、玉川小学校で、『玉川校区秋まつり(玉川校区自治協議会/秋まつり実行委員会主催)』が6年ぶりに開催され、約1,700名の来場者で賑わいました。
オープニングは、音花火※、そしてステージで、春吉中学校太鼓部による勇壮な和太鼓演奏へと続きました。※運動会や祭りなどで大きな音を発する花火
来場者はおたのしみ抽選会用の番号がついたリストバンドとプログラムを受け取り、ステージでのイベントを観たり、各種団体が出店した様々なブースを訪れて、まつりの雰囲気を楽しみました。
人権尊重推進協議会のブースでは、子ども達に大いに楽しんでもらうため、くじ引きやヨーヨー釣りなどが「1回50円」と格安で提供されており、大勢の子どもたちによる行列ができていました。
また、自主防災会が防災の啓発コーナーを設けていたので、責任者の方にお話を伺いました。「災害で避難した時など、子ども達が自分で食べ物を作ることができるように、お菓子(市販の「じゃがりこ」)を使った防災食づくり体験ブースを用意しました。そのお菓子をそのまま食べてもおいしいのですが、お湯とマヨネーズを足すとポテトサラダになり、満腹感が増します。小さな子どもでも簡単に作れます」とのことでした。
そこでは、お子さんが作った防災食を家族で味見していて「思ったよりも美味しい」「具を入れるとおつまみにもなるね」と好評でした。
ステージでは和太鼓演奏のほか、玉川公民館のサークルによる民舞、ウクレレ演奏、キッズダンス、ひょっとこ踊りなどが披露されました。
春吉中学校は吹奏楽部も参加しましたが、中学校吹奏楽部のコンクールで九州大会に出場した実力を発揮して迫力のある演奏をしていました。それに合わせて子ども達が踊り出し、会場は大いに盛り上がりを見せました。生徒たちが活躍する様子を見ていた同校の校長先生は「(和太鼓や吹奏楽など)こうした発表の機会があるのはとてもありがたいことです」と満足そうでした。
2人のお子さんと一緒に来場された方は、「2年前に玉川校区に引っ越して来て、初めて参加しました。各ブースとも低価格なので、子ども達のおこづかいで好きなものを買って楽しめるのがいいですね。ヨーヨー釣りや防災食作りなどの体験コーナーが特に楽しかったようです。すごく天気が良くて暑いので、もう少し遅い時間にしてもらえるといいかなと思いました。このほかにも地域の催しがあれば参加したいです」と感想を述べていました。
清水高等学園校長 および まつり関係者
玉川校区自治協議会の江口会長は、「コロナ禍で、開催のタイミングが難しかったですが、昨年の体育祭に続き、秋まつりも6年ぶりに開催できました。
会場入口の看板は、福岡市立特別支援学校清水高等学園の生徒さんが作ってくれたものです。ステージの司会進行は、春吉中学校放送部の3人が頑張ってくれました。
前回の秋まつりの参加人数をふまえ、プログラムを1,500枚準備しましたが、開始後1時間で来場者が優に1,000人を超えているとの報告がスタッフからありました。プログラムの最初に和太鼓演奏をして、まつり開始早々、太鼓の音が会場周辺に響くようにしたのがよかったと思います。
今日は沢山の方においでいただき、また、お店を出していただいた各団体や実行委員の皆さん方にも本当に感謝しています」と話していました。
まつりの最後にはおたのしみ抽選会があり、抽選に当たった幸運な人たちは豪華な商品を手にして、笑顔で会場を後にしていました。
玉川校区自治協議会事務局の佐藤さんにお話を伺うと、おたのしみ抽選会の準備にも相当なご苦労があったようです。「抽選会に使用する(数色の)リストバンドやそれらの色に合わせた番号くじの作成、カッティングなどがあり、仕分け作業に12時間以上かかり、予想以上に大変でした」とのこと。それでも「大盛況だったのでよかったです」。
玉川校区では、体育祭と秋まつりが昨年から毎年、交互に開催されています。
その他の催しや、地域の取り組みなどの詳細は、玉川校区自治協議会だより、玉川校区自治協議会ブログ、公民館だよりをご覧ください。