• 集会所に笑顔が集う!『団地秋祭り「わかぼん」2周年記念行事』【香椎校区】

    2024-10-02

    9月28日(土)に香椎若葉団地自治会主催の『団地秋祭り「わかぼん」2周年記念行事』が開催され、多くの人でにぎわいました。


    「わかぼん」は、香椎若葉団地の集会所を有効利用しようと、UR都市機構・福岡女子大学の協力を得て、令和4年9月に開設されたコミュニティライブラリーです。集会所の一角に設けた大きな書棚に、団地の住民から寄贈された約2000冊の図書が並び、住民が読書しながら交流できる場所として毎週日曜日13時~17時に開かれています。

    香椎若葉団地自治会は、「わかぼん」の2周年に合わせ、集会所で初めての団地秋祭りを開催しました。「集会所には図書だけでなく、団地内サークルや住民の作品を展示し、誰でも気軽に集まれる場所を作りたい。また、多くの方にこの場所を知ってほしい」という想いから企画されたこの催しは、地域の交流を促進する素晴らしい機会となりました。



    団地秋祭りでは、ステージイベントや縁日、キッチンカーの販売が行われ、幼児から高齢者まで幅広い世代が楽しい時間を共有しました。


    ステージでは、音楽、トーク、オカリナ演奏、フラダンスなど多彩なパフォーマンスが披露され、福岡女子大学の卒業生が集会所の利用実態について卒業論文を発表。「見上げてごらん夜の星を」のギター演奏の際には、参加者が一緒に歌い、会場は和やかな雰囲気に包まれました。


    作品展示コーナーには、県展で入賞した作品やサークル制作のうちわが並び、縁日では福岡女子大学の学生や校区自治協議会の方々が協力して、ヨーヨーすくいや綿菓子が無料で提供されました。「みんなに喜んでほしい」と話す運営スタッフは、お子さんの幼少期から自治会に関わり、長年お手伝いをされているとのことで、楽しそうに満面の笑顔で参加者に接している姿が印象的でした。



    香椎若葉団地自治会では、UR都市機構と連携して、買い物が不便な方のために野菜や果物の移動販売を行ったり、住民が集まる「わかぼん」カフェを開いたりしています。「住民同士が顔を合わせ、助け合う関係づくり」を大切にしており、こうした日頃の取り組みが今回の『団地秋祭り「わかぼん」2周年の催し』につながりました。