• 『伝え方』を学ぶ:森 美奈子さんのアナウンス体験講座

    2024-08-28

     「西新校区青少年を守る会」が主催する夏休みの講座として、百道中学校の放送部生徒や小学生が、フリーアナウンサー森 美奈子さんを講師に迎えて『伝え方』についてプロの指導を受けました。この講座は、821日に西新公民館で実施され、参加した児童・生徒たちは、第一印象の磨き方や正しい発声や呼吸の使い方などの重要性について学び、自己表現のスキルを高める経験をしました。




     講座の始めに講師は、第一印象には表情や姿勢などが大きく影響すると話しました。特に緊張しやすい参加者に、緊張はプロでもするもの。うまくやろうとか良く見せようと無理せず、緊張している自分を心配せずにリラックスしましょうと話されました。




     更に、適切な歩き方、立ち方、清潔感などが若々しい印象を与えて、発声にも良い影響を与えることを示されました。

     その後講師は、息の使い方、母音と口の開け方、滑舌をよくする練習法などを指導。参加者は、実践形式で熱心に練習していました。



     その後、彼女は発声の練習を指導し、腹から声を出すこととクリアな発音の重要性を教えました。生徒たちは実践形式で試す機会を得ました。





    参加者からの感想(まとめ)

    「講座を受ける前は、どれだけ自分の声が相手に伝わっていないか気づきませんでした。森先生の指導で、腹式呼吸を意識して発声することがどれだけ大切かがわかりました。はっきりとした声で話す自信が持てそうです」


    「初めは第一印象って難しそうと思っていましたが、森先生が教えてくださった表情の作り方や姿勢の正し方を試しただけで、周りからの反応が全然違って驚きました。これを部活動のアナウンスだけでなく、これから生かしていきたいです」


    「今日学んだことは、ただの理論だけではなく、すぐにでも実践で使えることばかりでした。特に、声のトーンを場面に応じて変える方法は、良く伝えるために必要な技術だと感じました。これからの放送部活動で、このスキルを活かしていきたい」


    「先生の指導で、自分がどれだけ早口で話していたかがわかったので、意識してゆっくり話す練習をすることができました。自分の話し方を客観的に見直すいい機会になりました」




     今日の講座には、目的意識を持った小中学生が意欲的に参加していましたので、すばらしい学びの機会となったようでした。これからの成長が、楽しみです。