2024-08-07
令和6年7月25日(木)に愛宕浜校区社会福祉協議会と愛宕浜公民館(ハマっ子クラブ)の共催による「夏休み福祉体験会」が開催され、親子約20人が参加しました。
この体験会は装具を身に着けて高齢者の身体の不自由さを疑似体験することで、高齢者の立場を理解し、思いやりのある心を育むことを目的に開催されたものです。
●装具をつける参加者の様子
市社会福祉協議会西区社協事務所の石田智也さんの説明を聞きながら、参加者は足首、ひざ、ひじ、手首におもり、上半身にベスト、目には視界が悪くなるゴーグルを着け、階段の上り下りをしたり、箸で皿の上の小さな豆をつまんだり、ペットボトルのキャップを開ける体験などを行いました。
●高齢者疑似体験セットと装具を身に着けた子どもたち
●高齢者の身体の動きを体験
体験を終えた子どもたちからは、「おじいちゃん、おばあちゃんがこんなに動きづらくて大変なことをはじめて知った。これからは、お年寄りにも優しくあいさつしたり、スーパーのレジで支払が遅くてもゆっくり待てるようになりたい。次にこの講座があるならまた参加したい。」といった感想が寄せられました。
●あいさつをする水田会長(中央)
愛宕浜校区社会福祉協議会の水田むつ子会長は
「校区社協では子どもたちを対象に福祉を考える講座を毎年実施しています。今回は小学校PTAや民生委員の皆さんにも協力してもらい、高齢者の疑似体験会を企画しました。子どもたちには、お年寄りは早く歩いたり細かい作業がしづらいことを理解し、優しい気持ちを持ってほしい。そして道でお年寄りに会ったら優しくあいさつし、大丈夫ですかと声掛けをしてくれると嬉しいですね。」
と話しました。
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