2024-07-18
福岡市東区では、持続可能なコミュニティづくりに向けた自治会・町内会支援の一環として、毎年、新任自治会長・町内会長を対象とした研修会を行っています。令和6年度は、東区役所で6月21日(金)・22日(土)・28日(金)・29日(土)、各日1時間15分程度のプログラムで開催し、4日間で合計99名の自治会長・町内会長が参加されました。
研修内容は大きく2つ、「①自治会・町内会の実務」について町内での役割や活用できる補助金などの説明、「②地域支援係長と参加者座談会」で少人数グループでの質疑応答と意見交換がなされました。
前半30分はスライドを使った講座で、自治会・町内会活動について以下の9項目を説明。補助金を活用した取り組み事例や申請の仕方など、項目ごとにポイントを絞って話があり、自治会・町内会の意義について東区民の声を掲載した新聞記事の紹介もされました。
1.自治会・町内会の実務
2.広報物配布等業務・市政だより等配布業務
3.市民活動保険制度
(安心して活動していただくために)
4.認可地縁団体
5.集会施設補助金
6.町内会活動支援事業補助金
7.防犯灯補助金
8.街頭防犯カメラ設置補助金
9.広報活動支援
後半は5~6名のグループに地域支援課係長が加わっての座談会。自己紹介の後、「わがまちの自治会長の選出方法」「役員とその決め方」「自治会活動で困っていること」「自治会活動でやってよかったこと」など、それぞれの地域の現状や課題を話し、解決のためのヒント・知恵を出し合って考える有意義な話し合いの場となりました。
とくに「担い手不足・次世代の担い手づくり」「自治会・町内会への加入促進」「住民の高齢化によるさまざまな問題」「災害時の対応」についての関心度が高く、参加者からは「今回の研修会で他の自治会・町内会の事例を知ることができてよかった、今後の活動の参考にしたい」といった意見が聞かれました。