2024-06-07
令和6年6月1日(土)に愛宕浜校区自治協議会主催の防災出前講座が開催され、自治会長や各種団体代表者など、校区の自主防災組織のメンバー約30人が参加しました。
講座では西区防災・安全安心室の職員が講師を務め、高潮や津波、地震等、愛宕浜校区の災害特性を紹介し、それぞれのハザードマップの見方や、災害情報の収集方法、日頃の備えなどの説明がありました。
●高潮ハザードマップの説明
また、校区内の避難所となっている公民館と小学校の防災倉庫の位置や公的備蓄物品の紹介、万一災害が起こった際の避難所開設・運営の初期活動の説明などがありました。
●公民館の防災用品をみんなで確認
質疑応答では、「高齢者などの要支援者は実際に誰が避難の手助けをするのか」、との質問が寄せられ、自治協議会の川添 慶勝会長からは「自治会毎にふれあいネットワークなどを活用し、要支援者と支援する人をあらかじめ確認しておくことが大切」といった回答がありました。
●質問に答える川添会長(右端)
この出前講座を主催した川添 慶勝会長は「西方沖地震から20年近く経過し、高まっていた校区住民の防災意識が徐々に薄れてきたと感じる。地震や高潮、津波など、愛宕浜校区の災害特性に合った防災講座や訓練を繰り返し実施していきたい。来年2月には防災訓練を計画(内容未定)しているのでぜひ多くの人に参加してほしい。」と話しました。