2024-03-25
令和5年度に開催されたスポーツ指導者研修会は、南川整形外科病院の協力のもと、早良区のスポーツ指導者たちを対象に実施されました。この研修は、指導者たちが日常の指導で直面する様々なスポーツ関連のケガに対処し、予防するための知識と技術を深めることを目的としています。以下は、研修で扱われた主要なトピックスです。
1. ケガの予防のためのストレッチ
スポーツ活動前後に適切なストレッチを行うことは、ケガを防ぐ上で非常に重要です。参加者たちは、ウォームアップの方法として、活動前の動的ストレッチと活動後の静的ストレッチの実践方法を学びました。これにより、筋肉と関節の柔軟性を高め、ケガのリスクを低減することができます。
2. 手指の多発外傷と応急処置
手指はスポーツ中にケガをしやすい部位の一つです。このセッションでは、骨折、脱臼、打撲、裂傷(靭帯・腱)
など、手指の多発外傷の種類とその応急処置方法に焦点を当てました。正確な評価と迅速な対応がケガの悪化を防ぎ、回復を早める鍵となります。
3. 指に対するテーピング
テーピング技術は、ケガをした部位の保護やサポート、さらなる損傷の予防に有効です。参加者たちは、特に手指の怪我に焦点を当て、適切なテーピング方法を学びました。この技術は、ケガの直後の処置だけでなく、予防策としても役立ちます。
【福岡】南川整形外科病院のYouTube動画
この研修会を通じて、早良区のスポーツ指導者たちは、選手の健康と安全を守るための重要な知識とスキルを深めることができました。南川整形外科病院の専門家からの指導により、実践的なアプローチを学び、ケガの予防と対処方法に関する自信を深めることができたことでしょう。これらの知識が、今後の指導活動に役立つことは間違いありません。