• 感謝の気持ちを1500個の光に託す、「和白灯明まつり」【和白校区】

    2024-02-29

    2月17日(土)に和白校区子ども会主催の「和白灯明まつり」が開催されました。ここ数年、コロナ禍で人と交流できる機会が少なかったことから、「日頃お世話になっている人へ、灯明という形でメッセージを伝えられないか」と企画されたイベントで、和白校区ではじめての試み。「ありがとうをあつめよう」をテーマに、地域の方たちが感謝の気持ちを書いた灯明袋が1500個、円形やハートの形に美しく並べられ、あたたかい明りを灯しました。


    和白灯明まつりの会場は、和白地域交流広場。当日は天気にも恵まれ、風もなく穏やかな一日となりました。夕方の点灯式を前に、昼過ぎから準備を開始。あらかじめメッセージが書かれた灯明袋を、下絵の線に沿って丁寧に並べていきます。自分が書いた袋を見つけやすいよう、自治会・町内会、公民館、学校などグループごとに配置。セッティング完了すると、火を扱う催しということで、子どもに向けた東消防署和白出張所と東消防団和白分団による「火育」が行われました。参加した子どもたちは消防車の運転席に乗ったり、水消火器で消火訓練をしたり、楽しみながら火の扱いや防災について学ぶことができたようです。



    日が暮れ、いよいよ灯明点火。和白小学校の高学年の親子が手分けしてロウソクに火を灯し、だんだんと光の線がつながって暗闇に大小の明り絵が浮かび上がりました。中央には、「WAJIRO(わじろ)」の文字と大きなハート。一つ一つの明りに家族や友人、身近な人への「ありがとう」の想いを込めたメッセージが照らされて、見ている人の心まであたたかくなるような冬のイベントとなりました。