2024-02-02
美和台校区では、地域の人たちが気軽に集まって交流できる場として、地域カフェ「えむぷらざ」を毎月一回土曜日に美和台公民館で開催しています。校区全体が丘陵地にあり、坂道が多くて外出が不便なことから、「地域の中に住民の居場所づくりができないか」と始まったもので、今年で7年目。美和台校区自治協議会、えむぷらざ運営委員会、ボランティアの方たちの協力で運営しており、開催日は12時から16時まで、食事の提供、農産物や手芸品の販売、鉄道模型(Nゲージ)コーナー、健康麻雀など多彩な催しが行われています。
1月27日(土)に開催された「えむぷらざ」には、あいにくの雨にもかかわらず、たくさんの人が集まりました。エントランスホールでは、朝倉の採れたて野菜や果物、地元の畑で育てたもち米を使った「いももち」や赤飯を販売。1階講堂には食事コーナー、手作りパン・手芸品の販売コーナー、遊びコーナーがあり、昼時を中心ににぎわいます。食事のメニューは、定番「えむぷらざカレー(甘口・辛口)」と月替わり「けんこう弁当」。子ども100円、大人300円で「カレーはサラダ付き、弁当もみそ汁付きでボリューム十分、お手頃でおいしい」と毎回好評です。この日は80食ほど用意していた分が13時半には完売しました。
2階には、健康麻雀コーナーと鉄道模型(Nゲージ)運転会の会場があります。健康麻雀は事前予約制でメンバーがそろった時のみ開催。えむぷらざ開設当初から開いている鉄道模型(Nゲージ)運転会は、いまや子どもたちに大人気のコーナーに。校区在住の鉄道愛好家である藤井さんを中心に鉄道好きのメンバーが鉄道模型を持ち寄って設営し、部屋いっぱいに広げた線路で西鉄の車両や昔懐かしい路面電車など自分の好きな電車を走らせて楽しめます。運転できる時間が15分おきに区切ってあり、子どもたちは順番に交代して夢中になって遊んでいました。
利用者からは「今日は野菜とお弁当を買って帰ります、近くにこんな場所があるといいですね」「公民館でお昼ご飯を食べて、鉄道模型で遊ぶのが毎月楽しみ」「麻雀をしながら仲間と話す時間が楽しいです」など嬉しい声が聞かれました。