• 【シリーズ】校区のよかとこ―会長に3つの質問【③姪浜校区】

    2024-02-01

    「4世代がいきいきできる街に」

    姪浜校区自治協議会の米村会長と、増井事務局長にお話をうかがいました。




    Q.校区の推しポイント教えてください!

    米村)

    姪浜は、地下鉄姪浜駅があり西区の玄関口です。アクセスが良く、便利が良いところです。一方で、住民の出入りが多く、転勤などで来られる若い世代が多いです。数年で他の土地へ移られる方も多いので、地域活動にはなかなか関わってもらいにくいところもあります。

    また、姪浜校区は古くからある校区ですが、人口増加に伴いどんどん分割されていき、史跡などが他の校区へ移っていってしまいました。そこで、次世代に残す文化を新たに作ろうと平成24年から姪浜公民館とともに伝統文化創造事業に取組んでいます。その活動の一つが、よさこい「楽舞隊(らぶたい)」です。現在は、小学1年生から80代まで38名が所属していて、文化祭や夏まつりで披露しています。姪浜小学校では4年生がよさこい踊りの練習をして、運動会で踊るんですよ。小学校でも伝統として定着してきました。





    Q.力を入れて取り組んでいることはなんですか?

    米村)

    やっぱり安全・安心のまちづくりです。通学の見守り活動や防犯に力を入れて、住民の方に「安全・安心な街だ」と思ってもらえるようにしていきたい。そのためにも、見守りなどの活動に携わってくれる人を増やしていきたいです。


    増井)

    高齢者にも元気でいてもらうために、健康寿命を延ばすために何かできないかと考えています。その一つの取組みとして、来年度から自治協議会でサロンをやろうと考えています。今までは姪浜駅南にある自治会を中心に交流サロンを開いていましたが、範囲を広げて姪浜校区全体で取組むサロンにします。食事の提供はもちろん、演奏会や運動指導などのイベントを計画していて、高齢者が外に出るきっかけになるようにしたいですね。


    米村)

    また、前会長のときから、探題塚で行なう「探題さんまつり」にも力を入れています。姪浜小学校の先生たちや西南学院大学の学生さんたちと連携しながら開催していますが、子どもたちの参加も増えていて、どんどん盛況になってきています。





    Q.これからどのような校区にしていきたいですか?

    米村)

    4世代がいきいきできる街にしていきたいです。人生100年時代に突入し、高齢者から子どもまで、世代で言うと4世代がともに暮らすのがあたりまえの時代になります。だから、これからは、4世代が揃うイベントなどを開催し、つながる機会を作っていきたいです。


    増井)

    今度始めるサロンは、近くの公園で子どもたちが遊び、保護者や高齢者はサロンでくつろぐ。そんな感じで4世代が集い、交流できる場になるのが理想ですね。


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    姪浜公民館(まなびアイふくおかへ移動します)