2024-01-16
1月10日(水)に 名島台自治会・名島台男女共同参画協議会の主催による「名島台ふれあいサロン<ぜんざい会とお楽しみビンゴゲーム>」が名島台集会所で行われました。名島台ふれあいサロンは、住民同士がふれあえる場をつくろうということで有志が集まり、おしゃべりをしたり、笑ったり、ゆるーくお茶を飲んだり、主催者が毎月季節感のあるテーマを企画して毎月第2水曜日に開催されています。
今回は17名が参加し、年始めということでカルタとビンゴゲームを楽しみました。使用したカルタは「名島・松崎のふるさとカルタ」です。「名島・松崎のふるさとカルタ」は名島校区の地域おこしをしようと名島公民館の主催事業であるこどもひろばで2009年に制作されたもの。制作に関わった人たちは名島と松崎の歴史を勉強し、読み札の文章を歴史の背景や当時の想いなどを想像しながらみんなで考えたそうで、読み札につづられた文章をもとに絵札が描かれています。まずは拡大した絵札でカルタとりの練習。それから2班に分かれて本物のカルタで楽しみ、1枚札を取るごとに「あーあ、あそこね」、「長いこと住んでいても知らないことがあるね」とにぎやかに盛り上がりました。
ビンゴゲームではリーチになってもなかなかビンゴにならず、まだかまだかと最後の一ヵ所が空くのを待つ姿も楽しそうでした。遊んだ後、スタッフお手製のぜんざいがふるまわれ、ちょうどいい小豆の茹で加減とやわらかい白玉団子のおいしさに、参加者の表情もほっこり。オリジナルのお手製ランチョンマットと箸袋にもスタッフのおもてなしの心が込められています。ぜんざいを食べながらカルタを振り返り、「足利尊氏が名島で陣を敷き勝利したことなどを孫に伝えている」という参加者も。
名島台ふれあいサロンのサポーターであり公民館長でもある明石さんの「高齢になったらきょうよう(今日用)ときょういく(今日行く)が大事。今日このサロンに行くという用事、そしてこのサロンに行くために、お洋服を選んだり、お化粧をしておしゃれをしたり、ここに来て、みなさんのお顔を見たり、おしゃべりをしたりすることが大事です。」というお話は、高齢になってもいつまでも元気でいる秘訣だなと改めて感じた会でした。