12月3日（日）に香椎東小学校で「第20回香椎東校区音楽祭」が開催されました。「良い音楽にふれる機会を地域の方に」と、2001年に香椎東校区自治協議会の主催ではじまった音楽祭で、今年は4年ぶりの開催。香椎第3中学校吹奏楽部、香椎東校区混声合唱団「くすの木」、オカリナ/ケーナとリュートのデュオ演奏「和田名保子さん・太田耕平さん」が出演し、2時間のプログラムで行われました。

香椎東校区音楽祭は入場無料。会場には久しぶりの音楽祭を楽しみに200名以上の人が訪れました。客席前方には、畳に座ってコンサートが鑑賞できる座敷席が設けられ、足をのばして座る方や小さな子どもを膝にのせた親子の姿など、誰でも音楽が楽しめる温かな雰囲気。オープニングは香椎第3中学校吹奏楽部の合奏で華やかに幕を開け、香椎東小学校の校歌や6名編成による「マイ・ホームタウン」、アンコールに応えての名曲メドレーなど、美しく息の合った演奏を聴かせてくれました。香椎東校区混声合唱団「くすの木」は、アニメ映画の主題歌「君をのせて」をはじめ3曲の合唱を披露。女性コーラスと男性コーラスの生き生きとした歌声が会場に響き渡りました。

プログラム後半は、福岡を拠点に活動するプロの音楽家2名によるオカリナ/ケーナとリュートのデュオ演奏。それぞれの楽器や演奏曲の説明も交えながら、アイルランドやイングランドの古い曲からジブリメドレーまで多彩な楽曲が披露されました。やさしい音色を奏でるオカリナ/ケーナとリュート、2つの楽器が対話するような心安らぐハーモニーに包まれて、音楽に癒されるひとときとなりました。