2023-12-01
11月28日(火)に三苫公民館で春日野部屋の力士とちゃんこ鍋を作る会が開かれました。大相撲九州場所の期間中、春日野部屋が宿舎を三苫地区に構えることから、相撲部屋と地域住民との交流を目的に行われている恒例イベント。ここ数年はコロナで中止が続いたため、久しぶりのイベント開催ということで60名の参加者が集まり、力士直伝のちゃんこ鍋づくりを楽しみました。
ちゃんこ鍋づくりを教えてくれたのは、春日野部屋の栃岐岳、塚原さん、小林さんの3名の力士。公民館の講堂に用意された2つの大鍋を前に、着物からTシャツに着替えた力士たちとエプロン姿の参加者がそろい、醤油味と塩味の2種類のちゃんこ鍋を協力して作りました。醤油味には鶏ひき肉と厚揚げ、塩味には鶏モモ肉、油揚げ、ニラなどを入れ、それぞれの鍋で具材が少しずつ違います。最後の味付けは力士が「これくらい」と目分量で豪快に。ぐつぐつと煮える鍋からいい香りが立ち、調理開始から1時間ほどでちゃんこ鍋が出来上がりました。
2種類のちゃんこ鍋を一杯ずつ食べ比べて味わい、おかわりする方もいて、大鍋いっぱいのちゃんこもきれいに完食。食後は歓談タイムを楽しみ、締めに力士たちの力強い歌声で「相撲甚句(すもうじんく)」が披露され、「あ~どすこい、どすこい」の合いの手を入れてみなさん一緒に盛り上がりました。