2023-11-17
11月12日(日)に勅使道町内会の子どもたちが参加して「スポーツ鬼ごっこ」が行われました。勅使道町内会には子ども会がありませんが、「子どもたちが楽しめることをしてあげたい」と、町内会で「福岡市の遊びの達人派遣事業」を利用して今回のイベントを実施。遊びの達人として「スポーツ鬼ごっこクラブ福岡」代表の鬼丸さんを招いて、当日参加した5歳から中学1年生まで13名と保護者や地域の方も一緒にゲームを楽しみました。
会場は、香椎宮の参道入口にある「頓宮」敷地内の広場。まずは準備運動と、子ども2チームでジグザグ走やタオルでボール運び競争をしてウォーミングアップ。ここで、いったん場所を頓宮殿の前に移し、鬼ごっこの起源とされる「子とろ子とろ」をして遊びました。「子とろ子とろ」とは、神社仏閣で行われていた儀式を原型とし、平安時代から伝わる「親が子を鬼から守る」遊びです。
親を先頭にして子が一列につながり、最後尾の子が鬼にタッチされるか、鬼から逃げる途中で列が切れると負け。大人も子どもも夢中で動き回り、勢い余って転んだりしながらも、「もう一回!」と何回もプレイして盛り上がりました。今回、遊びの場が頓宮ということで、昔さながら、神社で日本最古の鬼ごっこを再現する、またとない機会となりました。
広場に戻り、本日メインの「スポーツ鬼ごっこ」の試合開始。子どもたちは7人ずつの2チームに分かれ、コート内の各陣地にある宝を取り合って点数を競います。宝を守る人(守り鬼)と宝を取り行く人(攻め鬼)の人数配分は自由に決めることができ、途中で役割交代もできるため、チームで作戦を練って戦うのがおもしろいところ。制限時間の3分以内に宝をたくさん取ったチームの勝利です。子ども同士で2ゲームした後、最後は大人と子ども全員で対戦し、子どもチームの圧勝でした!子どもたちは2時間たっぷり体を動かして楽しめたようで、町内会イベントは大成功となりました。
当日の様子(動画)は「スポーツ鬼ごっこクラブ福岡」Instagramでご覧になれます。
https://www.instagram.com/spooni_fukuoka?igshid=NWFncGhnejJ2Mnd3&utm_source=qr