• ちびっこ力士たちの熱い取り組みに拍手喝采!「子どもすもう大会」【奈多校区】

    2023-11-10

    11月5日(日)に奈多体育協会主催の「子どもすもう大会」が4年ぶりに開催されました。奈多校区の小学2年生から6年生が参加する子どもすもう大会は、毎年、奈多公民館北側に常設された土俵で行われ、今年で第27回を迎えます。当日は11月とは思えない汗ばむほどの陽気の中、ちびっこ力士30名が勇猛果敢に攻める白熱の取り組みを見せ、場内を歓声と拍手で沸かせました。


    例年夏の開催から秋に変更した今年は、大相撲の九州場所を前に福岡入りした佐渡ケ嶽部屋の力士2名(琴羽黒・琴大進)を迎えて、試合前に講習会が開かれました。まず、四十八手ある大相撲の決まり手の中から上手投げ、下手投げ、うっちゃりなど代表的な技の実演。両力士の立ち合い、勢いよく体がぶつかり合う「バチン!」という大きな音が響き、目の前で見ていた観客からは「わぁ」「すごい」とどよめきの声が上がりました。その後、子どもたちも土俵に上がり、ひとりの力士にみんなで立ち向かったり代表の6年生が一対一で勝負したり、本物の力士との相撲体験が楽しめました。



    いよいよ、本番。子どもたちの試合は、トーナメント式で学年別の個人戦、4つの町内の子ども会による団体戦が行われました。久しぶりのすもう大会開催ということで、はじめて参加する子も多かったものの、どの一戦も気迫のこもった真っ向勝負で、土俵際でのせめぎ合いなど見応えある取り組みの連続。小学5年生の試合では「物言い」がつき、取り直しの場面もありました。さらに町内会別5人対抗の団体戦では、応援する方にも力が入り、声援が飛び交う会場一体の盛り上がりを見せました。