2023-10-23
10月15日(日)に山の手3区町内会ではじめての町内防災・消火訓練が行われました。地域一斉清掃と併せての開催で、当日は63名が参加。まず全員で町内の掃除をしてから、きれいになった町内2か所の公園に分かれて防災・消火訓練を開始しました。最初は、「みんなの防火・防災・救急ブック」を使って、避難の基本知識を確認。風水害や地震が発生した際の避難時の注意点、非常時持ち出し品・非常備蓄品、防災アプリや防災メールについて、正しい情報を全員で共有しました。
続いて水消火器を使った初期消火の訓練を実施。もし火災を発見したら、すぐに「火事だ~!」と大声で周囲に知らせることがポイントで、それから消火器で火元をねらった消火活動を試みます。はじめて消火器を手にした方からは、「想像以上に消火器が重く、噴射の勢いも感じることができた、体験できてよかった」との声が聞かれました。
火災を想定した119番通報の訓練では、参加者代表の一名が実際に消防署へ自分のスマホから通報。「訓練です」と前置きしたうえで、火事か救急か、場所はどこか、どのような状況かを伝え、リアルなやりとりを実演しました。消防署員から「通報の際は、落ち着いて的確に」とのアドバイスを受け、訓練は終了。
最後に町内会長から、「山の手3区町内会は幸い土石流警戒区域には入っていないが、火事や地震といった災害はいつ発生するか分からない。今回の訓練が住民の防災意識を高めるきっかけになればいい。」また、「訓練実施に当たり各世帯に避難完了を知らせるタオルも配布した。避難の際には玄関先に下げて目印に活用してほしい。」と話がありました。