2023-09-20
9月16日(土)に青葉公民館で「子ども防災教室」が開催され、小学4年生から6年生まで25名が参加。「九州遊びの研究所」の中島宏先生を講師に招いて、地震から身を守るための防災クイズ、ジャムの瓶を利用したランタン作り、ポリ袋炊飯体験など、楽しく学べるワークショップが行われました。
今年で三回目となる子ども防災教室は、毎年、中島先生による体験型の学習内容が「おもしろくて、わかりやすい」と好評。初年は「植木鉢をかまど代わりにした土鍋炊飯」、昨年は「牛乳パックを燃やしてホットドッグを作るカートンドッグ」、今年は「ポリ袋でごはんを炊く方法」と、災害時に身近なものを使って温かい食事をつくる技をはじめ、さまざまなサバイバル術を愉快なトークを交えて教えてくれます。
今回は、まずプロジェクターを使った震度6強体験シミュレーションで、地震に備えるための防災知識や正しい避難行動についてクイズ形式で学習。続いてのジャムランタン作りでは、ジャム瓶をのせる網を4本のアルミ線をねじって作る作業が難しかったものの、コツをつかんだ子が苦戦する子を手伝って、おしゃれなランタンが出来上がりました。
その合間に、公民館の裏手ではボランティアの方たちが特設のかまどで火を焚いて、ポリ袋炊飯のスタンバイ。子どもたちは一人前用のポリ袋に無洗米一合と水を入れ、口をしっかり縛ってから鍋の湯の中にそっと投入。待つこと20分ほどで、ごはんが炊き上がりました。袋に空気が入っていると炊き上がりにムラが出たり、水の量が多いと少しベチャッとしたごはんになったりしますが、それもまたいい経験。最後はみんなで試食して、炊飯器で炊くのとはひと味違った非常食ごはんの味わいを楽しみました。