2023-09-21
9月16日(土)~18日(月・祝)の3連休中、名島校区で親子一緒に9つのポイントをめぐって問題を解くウォークラリーが行われました。この催しは、コロナ禍でも密にならずに子どもたちが楽しめる屋外イベントはないかと企画されたもので、名島校区おやじの会を中心に多くの地域の方の協力のもと、3年前から毎年開催。参加対象は校区小中学校の児童・生徒とそのきょうだい、保護者同伴が条件で、今年は271名の子どもたち、大人も含めると466名が参加し、賞品ゲットめざして謎解きウォークに挑戦しました。
名島校区には、小早川隆景が築城した「名島城址」、国の天然記念物「帆柱石」、雨乞いの神として祀られる「わくろ石」など数多くの名所旧跡が点在しています。ウォークラリーでは、9つの謎解きポイントとともに、これらの歴史的スポットも歩いて回れるよう地図に印を付け、さらに防犯教育と通学路の安全確認も兼ねて、おやじの会手作りの防犯看板60枚の設置場所も星印で示されています。全部の出題箇所をつなぐと約5キロのコースになりますが、イベント開催中は好きな時間に参加でき、3つ問題に正解すれば賞品がもらえるので、参加者はそれぞれのペースで校区探索を楽しむことができたようです。
問題を解き終わったら、名島公民館で賞品と引き換え。9つ全部正解すると「コンプリート賞」、ひみつの場所・時間に出没するはぐれオヤジを見つけてボーナス問題に答えると「はぐれオヤジ賞」、また歩いている途中で出会った人に挨拶すると「挨拶賞」が追加でもらえ、なかには「101人に挨拶した!」という子も。連休中は残暑厳しく、雨が降る日もあったものの、参加者のほとんどが全問コンプリートを達成し、賞品のお菓子を袋いっぱい手にした子どもたちは「楽しかった」「来年も参加したい」、保護者からは「いい運動になった」などの感想が聞かれました。