2023-09-15
9月9日(土)に香椎浜公民館で香椎浜校区自治協議会主催の日帰り防災キャンプが実施され、小学生までのお子さんがいる家族18組が参加。遊びや体験を通して楽しく防災について学びました。
今回の防災キャンプは、校区在住の防災士、岩崎さんによるプロデュースで、防災の大切さをわかりやすく子どもたちに伝えるためにクイズやワークショップ、遊びの時間を取り入れた参加型のプログラム。最初に「防災は誰のためにする?」「登下校時に地震がおきたら!?」など4つのクイズを出題、次に岩崎さんによる防災講座があり、分散備蓄のテクニック、防災用のトイレの種類、公衆電話についてなど、具体的な例をあげながらくわしい説明がありました。
子どもたちが座っているのにちょっと飽きてきたところで、親子一緒に体を動かすダンスタイム。命を守る3つのポーズ「ダンゴムシ(丸まる)、サル(机の下に隠れる)、アライグマ(口と鼻をふさぐ)」を軽快なリズムに合わせて踊る「さるさるサンバ」で、楽しく防災行動の練習をすることができました。
ほかにも、ほどけにくいロープの結び方を覚える「ロープワーク」、火事のとき煙を避けて低い姿勢で前に進む体験「段ボールキャタピラレース」、身近な素材を使った「子ども用簡易ヘッドライト作り」など、災害時に役立つスキルが自然と身につく盛りだくさんの内容でした。最後に、炊かなくてもお湯や水を注ぐだけでご飯になるアルファ化米と防災食のレトルトカレーをみんなで食べて、半日たっぷり遊んで学んだ防災キャンプは終了となりました。