• 宮崎安貞翁生誕400年顕彰祭が開催されました@西都校区

    2023-07-25

    江戸時代の農学者として知られる宮崎安貞翁の生誕400年顕彰祭が、7月24日(月)西都校区の女原(みょうばる)集会所で行われました。


    宮崎安貞翁は、女原の地で農業技術を研究し農業指南書である「農業全書」(全10巻)を執筆した人物です。また、女原地区の開墾事業にも尽力し、開墾された田畑は「宮崎開き」と呼ばれ、現在も西都小学校や周船寺小学校、元岡中学校の校歌の一節になっています。

    このような安貞翁の功績を後世に伝えようと、昭和38年には「宮崎安貞翁顕彰会」が発足し、顕彰会では書斎や墓地、顕彰碑の管理とともに、地域の方や子どもたちへの講話を行っています。


     


    顕彰祭は、顕彰会の赤池成昭会長のあいさつに始まり、読経、献笛が行われました。そして墓所史跡実務管理人として約40年墓所や史跡の管理を行っている三島新利氏が、安貞翁の功績について講演されました。

    式典終了後は、県指定史跡となっている書斎と墓所の見学会を行い、参加者は安貞翁の功績を偲んでいました。