能古校区自治協議会は西区役所との共催で、７月１５日(土)に実践的な獣害対策の普及活動をされている『獣害研究家・雅ねえ』こと井上雅央(いのうえ まさてる)氏を講師に迎え「地域ぐるみで取り組む獣害対策」と題した講演会を開催しました。当日は、三連休の初日にもかかわらず、地域の多くの方が“雅ねえ”の話に熱心に聞き入っていました。

現在、能古島には約３００頭のイノシシが生息していると言われています。年間200頭ほどを捕獲していますが、目撃情報や農作物の被害などは後を絶ちません。“雅ねえ”は「青草等イノシシが好きなものが至る所にあり餌付けしている状況になっている。家の廻りの草を刈るなど、誰でもできることで、この状況を解消していくことが唯一の対策。」と話され、講演会の終了後には、“雅ねえ”自ら安全な草刈りの方法を実演されました。

また、翌日１６日(日)は、毎年行われる『島内一斉清掃』の日で、島内の５つの自治会が中心となって、島のいたるところで草刈りや道路の清掃を行い、早速、“雅ねえ”の講演内容が実践されていました。