• 高校生の力で地域に新たな活気!秋まつりで広がる地域と高校の交流【東光校区】

    2026-10-28

    10月10日土曜日、東光小学校で開催された東光校区の秋まつりに、校区内にある東福岡高校の生徒たちが参加しました。

    東福岡高校のサッカー部やラグビー部は、これまでも秋まつりに参加し、地域の子どもたちとの交流を行ってきました。今回は新たな取組として、フロンティアコースの高校2年生を対象に参加希望者を募り、応募した19人がお祭りの準備や運営に携わりました。

    高校生たちは事前の打合せから参加し、自治協議会や地域の皆さんと一緒に準備を進めてきました。当日は、高校生が企画したブースの運営や地域団体が出店するブースのサポートなどを担当し、秋まつりを盛り上げました。



    アイデアいっぱい!高校生の企画ブース

    高校生たちは事前に役割分担を決め、必要な物品の購入やポップ作成、缶バッジの材料準備などを進めました。前日にはテント張りや舞台の設営、ブルーシート敷きなど、地域の皆さんと一緒に会場づくりにも協力しました。

    当日は、運動場に高校生が企画した「お菓子すくい」「くじ引き」「レーザー迷路&缶バッジ作成」の3つのコーナーが登場。毛糸をレーザーに見立てた迷路や、子どもたちの目を引くカラフルなポップなど、高校生ならではのアイデアがあちこちに盛り込まれていました。各コーナーには多くの子どもたちが訪れ、高校生との交流を楽しみました。

    レーザー迷路を担当した生徒は、子どもたちへの接し方を通して多くの学びがあったと話しました。「上手にくぐれているね!」などと声をかけながら接することで、子どもたちの意欲を引き出せることを実感したといいます。また、迷路の進み方を分かりやすく伝えるために工夫する中で、相手に伝わる説明の大切さにも気付いたと話していました。



    地域の出店ブースでも活躍

    高校生たちは、子ども育成連合会が運営するヨーヨー釣りのブースでもお手伝いしました。

    担当した生徒は、「ヨーヨーを膨らませて、空気が抜けないように留め具を付ける作業が大変でした。お祭りに参加することはあっても、このような準備を体験することは今までなかったので、貴重な経験になりました。」と話しました。

    子ども育成連合会の村上会長は、「ブースを運営するメンバーが5人しかいなかったので、高校生が手伝ってくれてとても助かりました。準備から一生懸命頑張ってくれて、明るく場を盛り上げてくれました。」と感謝していました。



    「地域の役に立ちたい」高校生たちの思い

    参加した高校生に話を聞くと、さまざまな思いを聞くことができました。

    校区外から通学する生徒は、地域の方が通学路で見守ってくれていることや、ラグビー部が全国大会に出場した際に応援の旗を作ってくれたエピソードをあげて、「とても温かい気持ちになり、自分も地域の役に立ちたいと思った。」と話してくれました。ほかにも、「子どもたちの笑顔が見たかった。」「学校の近くの地域の方と触れ合ってみたかった。」「お祭りの運営を体験してみたかった。」など、参加のきっかけはさまざまです。

    実際に参加して、「自分たちで作ったコーナーに小さな子どもたちが全力で取り組む姿を見られてうれしかった。」「来年も参加したい。」といった声も聞かれました。



    地域の子どもたちも高校生との交流を満喫

    スーパーボールすくいを楽しんでいた4歳の男の子は、「うまくすくえるように高校生のお兄ちゃん、お姉ちゃんが応援してくれた。」と話してくれました。また、親子で来場した保護者は、「普段、高校生とは通学時にすれ違うくらいで、触れ合う機会がありませんでした。子どもに気軽に接してもらい、楽しそうにしている姿を見ることができてうれしかったです。」と笑顔を見せました。



    毎年恒例!ラグビー部も子どもたちと交流

    毎年、秋まつりに参加している東福岡高校ラグビー部。今年は部員10人が参加し、ストラックアウトのコーナーで子どもたちと交流しました。参加した3歳の男の子は、大きなラグビーボールを抱え、部員たちの声援を受けながら的に向かってボールを投げました。何度もチャレンジし、見事的に当てると、「楽しかった!」と満足そうな表情を見せました。

    ラグビー部の生徒は、「ラグビーに興味を持ってもらえたらうれしい。来年もまた参加したい。」と話し、コーチの田原先生も「地域への貢献ができればという思いで、毎年参加しています。」と語りました。



    地域と高校が作る新たなつながり

    体育館では野菜の販売や、各団体による綿菓子、きのこご飯、白玉きなこなどの販売が行われました。午後にはお菓子まきも行われ、会場は大いに盛り上がりました。

    東光校区自治協議会の重松会長は、東福岡高校とはこれまでもサッカー部やラグビー部との交流があったものの、一般の生徒が企画や運営に携わるのは今回が初めてだったと振り返りました。「若い力が加わり、とても助かりました。高校生はさまざまなアイデアを形にし、物おじせず地域に溶け込んでくれました。自治協議会だけではできなかったことも、高校生が加わることでできることが増えていくのがうれしいです。」



    また、東福岡高校の井田先生は、お祭りで活動する高校生たちが普段の教室では見られないほど生き生きとしていたと話しました。スーパーボールすくいでうまく取れなかった子どもに、高校生が自ら考えて手を差し伸べる場面もあり、地域の保護者から感謝の言葉をかけられたことが印象に残ったそうです。

    「学校外の方々との関わりを通じて、勉強だけではない大切なものを見つけてほしいと考えています。このような機会をいただけたことに感謝しています。 これからも地域貢献活動を続けていきたいです」と今後への思いを語りました。



    高校生の発想や行動力が地域活動を支え、地域との交流が高校生にとっても大きな学びとなった今回の秋まつり。地域と高校が新たなつながりを深める一日となりました。