• 四つの集落が紡ぐ能古島の伝統「おくんち」@能古校区

    2026-10-22

    10月9日、能古島の白鬚神社で「おくんち」が行われました。この行事は、島内の江ノ口・東・西・北浦の4つの集落によって古くから受け継がれてきた伝統行事です。

    長年にわたり地域の人々によって守り伝えられてきたことから、福岡市の無形民俗文化財に指定されているほか、「西区の宝」にも認定されています。


    祭りに向けては、しめ縄づくりをはじめ、伝統の供え物である「モリモン」づくりなどが各集落で行われます。柿や栗、みかんなどを美しく盛り付ける作業は、地域の人々が協力しながら受け継いできた大切な伝統の一つです。


    ▼各集落で受け継がれる伝統の供え物



    当日は、御幣(ごへい)を持つ「御幣持ち」の子どもを先頭に、地域の人々が列を組んで会場へ向かいました。集落ごとに準備された供え物が並べられ、地域の人々は伝統にのっとって行事を執り行いました。


    行事の後には、集落ごとに準備された供え物が各戸に分けられ、地域の人々が集う場も設けられました。世代を超えて交流する姿が見られ、地域のつながりを感じる一日となりました。


    ▼御幣持ちを先頭に神社へ向かう行列(集落毎)





    また、当日は能古保育園の園児や能古小中学校の児童も見学に訪れました。地域の伝統文化に触れる機会となり、子どもたちは興味深そうに行事の様子を見守っていました。


    ▼伝統行事の様子を見学する園児たち


    ▼行事の様子




    地域行事の継承が難しくなりつつある中、「おくんち」は能古島に受け継がれてきた大切な文化の一つです。


    能古校区自治協議会の岩下会長は、「おくんちは能古島に息づく文化を次の世代へつなぐとともに、4つの集落の人々が力を合わせ、地域の絆を深める大切な場となっています。」と話されました。


    ◇能古島白鬚神社おくんち行事|福岡市の文化財(外部サイトへ移動します)


    ◇白鬚(しらひげ)神社おくんち行事|西区の宝(外部サイトへ移動します)


    ☆能古校区のこれまでの活動はこちら